箱の作り方 ~巻き貼り編~

 

今日は巻き貼りについて勉強するワン!

 
 

巻き貼り?どんな作り方だろう?

 

今回は箱の外装の貼り方の一つである「巻き貼り」についてご紹介致します。
「巻き貼り」とは、帯状にカットした外装の紙や布などを使い芯材の側面を巻いて貼る方法で、以前紹介した「くるみ貼りと共に箱の基本的な作り方です。

 

こんな風に作っていくワン!

 
 

ふむふむ。ただ巻くだけではないんだね。

 

・メリット
側面で一周外装がつながるので合わせ目は巻き終わりの一か所だけとなり、仕上がりが綺麗になります。
周囲につながった柄をデザインするときなどにも有効です。
側面と天面(または底面)が別パーツになる事を利用し、それぞれの素材や色を変えるなど、デザインの幅も広げられます。
また、四角だけでなく多角形や丸型の箱も「巻き貼り」で作ることができます。

・デメリット
側面と天面(または底面)が別パーツなので天面から側面につながるようなデザインではズレが発生するなど一体感が失われる場合があります。
また、「巻き貼り」は手作業で貼ることになるので、機械貼りが出来る「くるみ貼り」と比べると手間が掛かり、価格も高くなります。

 

多角形や丸型も巻き貼りなら綺麗に仕上がるワン!

 
 

なるほど、デザインによって作り方も考えられているんだね

 

エーワでは、お客様の要望にお応えするためにデザインや生産方法などを吟味し、より良いご提案をさせて頂きます。

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